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2009年3月24日 (火)

あれから6年

明日は仙台だ。

息子がいよいよ就職することになり、引っ越しを手伝うために行ってくる。
もう6年経ったのか。

6年前、大学に合格し、親子二人であわてて仙台に行き、よくわけもわからないままにあれこれ、あたふたと手続きやら、買い物やらやって、なんとかアパートを見つけ、引っ越した。
息子にとってはいきなりの一人暮らし。
特に何も教えなかったが、彼はぼくが渡した料理本、といっても新書サイズのちゃちな料理本だが、それを頼りにきっちり自炊ができるようになった。たいしたものだ。

引っ越しを終え息子と別れ、こっちに戻ってはたと気がついた。
「そうか、もうやつはこの家で暮らすことはないのだ」
絶対ないとは言えないが、大学なり大学院を出て社会に出た時、実家に住みながらという可能性はおそろしく低いはずだった。

うかつだった。
長男の大学受験、受験のことばかりが頭にあって、と言っても親は何をするわけでもなく、表面は平静をよそおっても内面はただおろおろしていただけだが、合格するということは、この家を出ていくことを意味することを、その現実を目の前にしたときに初めて気がついた。

別に、いつまでも一緒に暮らしたいというわけではないが、やはり心の整理というのか、けじめみたいなものがないままに、現実だけがやってきてしまった感じだった。

あれから6年。
立派にやってくれた。本当にうれしい。

そう、自慢の息子なのだ。

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