『祝福を受けた不安-サステナビリティ革命の可能性』
ポール・ホーケン (著)、阪本啓一 (翻訳)
『祝福を受けた不安-サステナビリティ革命の可能性』
この本、最近読んだのだがけっこう面白くて一気に読んでしまった。
書店でこの本を見つけたとき(ちなみに表参道の青山ブックセンター)、書名に”サステナビリティ”とあるのに興味を引かれて買ってしまった。
実際に読んでみると、サステナブルな社会について書いてあるが、どういう社会がサステナブルなのかということよりも、何がそういう社会を作っていくのか、何が必要かということがたっぷり実例とともに書いてある。
・サステナブルな社会にしていくには市民の活動や運動が意味がある
・というより、市民の運動や活動こそが社会を変えていく
・今、その大きな動きが起きている
というようなものだ。
ぼくが普段やっているのも市民の活動、運動というものになる。
この本はそういう活動をする人たちに勇気を与え、やっていることの意味を再認識させてくれる本だと思った。
今、社会が変わらないようでは変わるときがないかもしれない。
今、社会を変えないようでは、生きている意味がないだろう。
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