先生の理科離れ、実験がこわい先生
今日のNHKクローズアップ現代で、学校の先生の理科離れを取り上げていた。
理科好き、実験好きとしてはとても興味深いテーマだった。
小学校の先生はどの教科も教える。人間だれでも、得手、不得手があるので、理科を教えるのが得意ではないという先生がいることはしかたない面もあると思う。
でも、その場合もいつまでもそうだとしたら、それはプロとは呼べないだろうとも思うが。
理科は大切だ。
ものごとを科学的にながめ、科学的に考えられるということは、ごく単純な理系・文系といった分類とはまた別のことだと考えている。科学的思考は必要なことだ。難しい理論は理解できず、計算が苦手だとしても、科学的に考えるということはできるものだと思っている。
その時、やはり理科は格好の科目だ。
他人に伝えたり興味を持ってもらうことの大切さは理科に限ったことではない。
いかにして伝えるか、気づいてもらうか。これはぼくのテーマのひとつだ。
それにしても、理科への関心の低下。それを教えることができる先生の減少、とても心配だ。
文系の心を持って理系の頭で考える。ちょっと大胆な言い方かもしれないが、これからの時代はそういうことが求められるだろうと思っている。
科学的に考える能力を高めるためにも、理科教育の復活を切望する。
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