COP15への期待
いよいよ明日からCOP15が始まる。
最大のテーマはポスト2012(ポスト京都ではなく)、つまり京都議定書の第2約束期間となるべき2013年以降の枠組みや目標を決めることだ。
報道によれば、ポスト2012について合意し決議を取るところまでには行かないというのが大方の見解のようだ。COP15でポスト2012を決議することはずっと前から決まっていたことなのだから、決議は無理というような流れが出てしまっていることには大いなる不満を感じる。
だがその一方では、もしアメリカや日本の政権が変わっていなかったらどのようなことになっていただろうと想像すれば、現実に進む世界の流れからすれば、まだましな状態と言えるのかもしれないとも思う。
国際的な交渉というものがどのように進むのか、駆け引きなどもあるだろうし、現時点での見通しと言うものがどの程度の確からしさを持っているのか、よくわからないことが多く、あまり予想しても意味がなさそうだ。
京都の時も最後の土壇場で決まったわけであるし。
日本の-25%目標については経済界も少し論点を変えてきたようだ。反対一辺倒ではなく、「全ての主要排出国の参加」という前提条件について、もしその条件が達成できない場合は数値目標を変えるべきと言っている。
主要排出国の参加は重要なことであり、これがなければ実質的な温暖化対策とはならないことは当たり前のことだ。しかし、他の国がやらないなら自分もやらない、そういうものではないはずだ。大気に国境はないのだから。
他はどうであれ、自分は自分という態度も必要だ。
みんなで一緒にという部分と、他はどうであれやらなければいけないことは現実に存在しているのだという認識と、その両方が大切になる。世界の意識を一段と変える会議となるように期待している。
マスコミの働きは重要だ。日本のマスコミは、どうでもよいようなことをいつまでも大きく扱う傾向がある。COP15をきちんと報道の中心に据えてやっていってほしい。
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