「最近の若者は」という言葉のあとには大抵の場合、否定的な言葉が続く。
礼儀を知らないだの、体力がないだの、etc
そんなことはない、と思う。
最近の若者のほうが、「最近の若者は」と言う大人なるものより、まともになってきているような気がしてならない。
自動車が売れなくなっている、それは若者が買わなくなったからという理由らしいが、それが本当ならまさにこれからの社会を先取りしていると言えるだろう。
田舎の暮らし、農業や林業・水産業、あるいは手を使っての職人のような世界、そういったものに価値を見出し、そこで生計を立てようとしている若者も増えていると聞く。
もっと言えば、若者、とひとくくりにしてしまってはいけないのかもしれない。今までの自由主義経済、グローバリズムにどっぷり浸かっていた世界、それをよしとしない人が老いも若きも、女も男も、出てきた、増えてきたということなのだろう。
それにしても、と思う。
自分としては中学や高校の記憶はすごく鮮明で、時間的にもそんなに遠い昔のことではなかったような気がしているけど、実はそうではない。不思議なものだ。
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