松本空港は廃止しよう
今日の市民タイムスに注目すべき記事があった。
医師の山村光久さんのコラム『田舎医者のひとりごと』だ。今日のタイトルは”松本空港廃止?極論ですが・・・・・”
松本空港は何がなんでも存続、それ一辺倒の主張のもとに県の補助金もつぎ込んで無理やり空港を運営していくことへの疑問が投げかけれられている。最後は、「空港を廃止する」という選択肢もあってしかるべきかと思うのです。と締めくくられていた。
大賛成だ。
実は山村先生、ぼくのかかりつけ医でもある。毎年毎年、胃カメラをやってくれているのが山村先生だ。診察時間よりもおしゃべりのほうが長いのではないかと思われる楽しい先生。古楽器、特にフルートに深い造詣をお持ちで、コンサートの企画までしてしまう文化人でもある。
ぼくも以前にこのブログで松本空港廃止を論じた。
その考えは今でも変わっていない。
観光のために飛行機が必要だという主張がある。そんな飛行機や飛行場のためにお金を使うのではなく、長野県そのものが観光地としてもっと充実した地域になるようなことにお金を使うべきだ。鉄道で時間をかけてもぜひ訪問したいくらいの魅力ある県にすればよいではないか。
そして飛行機を使う限られた人々のことよりも、多くの県民、毎日の暮らしのことを考えるべきだ。
さらには。 飛行機への依存が高まる現代社会、これもよく考えたい。 先日のアイスランドからの火山灰による一連の空港閉鎖で、私たちは代替性のない巨大技術に依存しすぎていることを露呈したと考えている。そういったものの見方が必要だと思う。
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