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2010年4月24日 (土)

民主党にモノ申す、タウンミーティング

今日はタウンミーティングに参加してきた。

おとといの晩、知り合いから電話がきた。「タウンミーティングをやるので来てくれないか、来て意見を言ってほしい」。

聞けば地元選出の民主党議員 矢崎公二さんのタウンミーティングをやるとのこと。次のマニュフェスト、たぶん参議院選挙用のマニュフェスト作りの一環だ。
ちょうど予定もなかったし、ぼくも言いたいことがあったので参加してきた。

ちなみにぼくは民主党支持者ではない。そりゃあ、自民党と比べればまだましだが、民主党の主張には問題が多い。特に原発推進と憲法改定はぼくには受け入れることができない。

会場では次の5項目について意見を言ってきた。すべて環境問題に関するものだ。1から4は地球温暖化対策に関するもの、5は生物多様性についての意見だ。

1.中長期目標には前提条件をつけてはいけない
   ・今は「主要排出国の参加」を前提条件としている。逆の見方をすれば主要排出国の参加がない限り、実効性のない目標となってしまう。他の国がどうであれ、やらなければいけないことはやろうではないか。

2.国内排出量取引制度については、導入時期を明確にしたうえでキャップをしっかりかぶせること
・キャップアンドトレードのトレードばかり話をしているのが、重要なのはキャップのほうだ。キャップなくしてトレードなどあり得ない。

3.再生可能エネルギーすべてを対象に固定価格買い取り制度を導入すること

4.原発の推進はやめ、寿命とともにすみやかに廃炉にすること
・原発は地球温暖化防止策になりえない。多くの問題を抱えている原発は、寿命の到来とともにすみやかに廃炉にしよう。問題があることは、東京に原発を作ろうとしないことが証明している。

5.生物多様性保全について、国として積極的に取り組むこと
・民主党の方針として「命を大切に」があるが、人間だけでなくすべての命を大切にしたい。企業の取り組みも必要だが、単独の企業だけでは解決できない問題が多く、国としての取り組みが必要になる。

以上だ。
このうち地球温暖化については、MAKE the RULEキャンペーンの主張と同様の内容だ。

現在のマニュフェストには、いわゆる「自然を大切に」といった内容がどうも見当たらない。環境問題=地球温暖化ということではなく、もっと広く問題をとらえてほしいと考えた。

急な開催だったせいなのか参加者は少なかった。10人以上15人未満といったところだっただろうか。それでも、塩尻市長は来ており、最初から最後まで参加していた。
人数としてはさみしかったが、おかげでちゃんと意見を言う時間が取れたのはよかった。

ぼくの意見が党としてのマニュフェストに反映される、ってことはないのだろうが、だからと言って何も言わずにいては、ほんとうに何も変わらなくなってしまうからね。

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