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2010年5月28日 (金)

日米安保は大前提か?

今日、社民党の福島さんが罷免された。

基地の県外移設を公言していたのが民主党、それを土壇場になってひるがえした。社民党は県外移設の主張を貫いていた。とすれば、国民に対して約束したことを守ろうとしていたのは社民党のほうではないのか?国民への約束を守ろうとすると罷免される。不思議だ。

鳩山さんの説明を聞いていると、あくまでも日米安保の存在を大前提としている。日本にとって欠かせないものだというわけだ。

本当にそうだろうか?そんなにアメリカの傘の下に入りたいのか?入らざるを得ないのか?
この機会に、そこのところの議論をもっとすべきだ。それはこれからの日本という国のありかたを考えるうえで必要なことだ。そもそも、この国がどうなりたいのか、どこを目指すのかそういう議論があまりにも乏しい。日米安保を考えることは日本の将来のあり方を考えることになるはずだ。

ぼくは日米安保は不要だと考えている。国防という点では覚悟のいることだろうが、その覚悟をしてでも日米安保にいつまでもすがるべきではないと思う。

辺野古の話は大切だが、それとともに日米安保のあり方を根本から考えることをしない限り、いつまでも目先の問題をつぶすことに翻弄される日本になってしまう。

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