吹雪の中の山仕事
今日は一日、安曇野市明科の長峰山にいた。森づくりセミナーだった。
こんな景色が広がっているところで、現場での森林作業研修をやった。
今日の作業は吹雪の中での作業となった。そう、花吹雪の中での作業だ。
山ではちょうど桜が散り始めたところ。ちょっと風が吹くたびに花びらが舞って、思わず見とれてしまう。
今日の作業は、午前中は森林作業車を使っての、伐採木の集材と搬出だった。自分で森林作業車(チクスイ)を操作するのは初めてだったが面白かった。
午後は、やや難しい木の伐採。ぼくは今まで針葉樹中心にやってきたので、広葉樹の伐採経験はほとんどなく、とても勉強になる。
この年齢にもなると、何かにつけ、どちらかといえば指導する立場であり、教えたり講義や講演をする側の立場に立つことのほうが圧倒的に多い。
しかし今日は違う。
プロの林業士にマンツーマンで教えてもらう。「はい」、「はい」といろいろなことを教わるのがとても気持ちがよかった。教えるのも好きだが、教わるのも好きだ。
終わって帰るとき、フロントガラスにいっぱい桜の花びらが乗っていてきれいだった。
林道にも花びらがけっこう積っていたので、少し拾って帰ったが、夜になってみたらかなりしなびてしまっていた。で、くしゃくしゃになった花びらを一枚いちまい、ピンセットでのばして並べてみたのがこの写真だ。
| 固定リンク
コメント