鳩山さんの辞任に思う
鳩山さんが辞任した。
その辞任に対してさまざまな意見、感想、コメント、解説などなど報道されている。
ぼくは昨日の午前中は東京で会議だった。会議を終え、何人かの会議出席者と昼食に向かったときに辞任のことを知った。
「とうとう」という思いとともに、「何かをみんなで成し遂げるということができない日本になってしまった」と感じてしまった。
成果を急ぎ過ぎる、目に見えるわかりやすいものでないと成果と呼ばない、やれば得をするならやる、やらないと損をするのならやる、法の範囲内なら何をやってもよい、こんな状態が蔓延してしまっているように思う。自分もその中の一人だ。政治家を、責める対象あるいはおねだりする対象としか考えていないようにも思える。
辞任の報に接したとき、一番強く感じたのは、これからの時代のためにぼく自身、やるべきことをやっていないという恥ずかしい気持ちだった。
他人を責めていれば日本がまともになっていく、そんなことは決してない。
他人を責めるのであればその前に、自分はこう考え、こういう行動をしていると、自分の言葉で語りたいものだ。
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