長野県知事選挙
今日は長野県知事選挙だった。
阿部さんが新しい知事となった。
現在の村井さんの後継として立候補した腰原さん、田中康夫さんが知事の時の副知事だった阿部さんのトップ争いに、どこまで松本さんが食いついていくかという選挙戦だったようだが。
ぼくとしては村井さんの後継だけはまっぴらだった。ただ阿部さんと松本さんとの争いによって、結局は腰原さんが当選してしまうようなことがあると困るなあと思っていたので、その点からはほっとしている。
田中さんは批判も多かったが、あの時に田中さんが当選していなかったら長野県はもっとまずい状況が生まれていたのではないかと思う。村井さんはそこそこの評価をもらっているようだが、田中さんの前の吉村さんの時代に県政を戻しただけのことで、吉村県政のもとで利益を得ていた人たちにとってはそれが望んでいたことであり、そういった人たちは勢力としては大きいわけで、閉塞感のある県政に戻ってしまっていたのが現実だ。
ぼくとしては松本さんが知事になることに少し期待もしていたが、やはり無理だったようだ。
ぼくたち県民はこれから阿部さんとともに長野県をつくっていくわけだ。あまり目先の結果ばかりを求めず、少し長い視点で付き合いたいと思う。
選挙戦を通じて、マスコミが各候補者へ「政策を聞く」みたいな記事をまとめていたが、環境問題についての質問がほとんどなかったように思う。少なくともぼくの見た記事ではそういうものがなかった。もしかすると取り上げられていたのかもしれないが、マスコミにとっては環境問題とはどうでもよい問題、あまり重要視しない問題という扱いのように思えてしまう。
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