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2010年10月30日 (土)

初めてのサントリーホール、2度目のパールマン

先日の日曜、10月24日は東京にいた。
サントリーホールでのイツァーク・パールマンのヴァイオリン・リサイタルを聴くためだ。

実はサントリーホールに行くのは初めて。
しかも演奏者はあこがれのパールマン。
いつもは「音が聞こえればいいや」と安い席を買うことのほうがずっと多いのだが、今回ばかりは奮発してS席にした。目の前でパールマンが弾いてくれる!

ホールには長男がすでに着席していた。彼は3歳からずっとヴァイオリンをやっているから、純粋に演奏技術という点だけでもかなりの興味があったに違いない。

初めてのホール、しかも日本を代表するコンサートホールであるサントリーホール、しかも演奏がパールマンと舞いあがってしまいそうな状況だったが、ちょうど一週間前、17日に松本でのリサイタルも聴いたので、多少は落ち着いて聴くことができたと思う。

松本では4階席の最前列、上空から見下ろすように聴いた。あの時の驚きは、あれだけ離れていてもかなりしっかりとヴァイオリンの音が聞こえたことだった。

今回はまさに目の前で弾いてくれた。
松本での演奏についてブログに書いたが、今回は息遣いや表情、指や腕の動きなどがほんとうによくわかって...夢のようなひとときだった。

パールマンの大きな魅力のひとつに小曲がある。この日は次の曲を弾いてくれた。

クライスラー:コレルリの主題による変奏曲
ポンセ:エストレリータ
フンメル:ロンド
J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
ファリャ:スペイン舞曲第1番

アンコールはバッツィーニの「妖精の踊り」だった。

これでもかというくらいの技巧を、わかりやすくいえば鼻歌まじりのような感じでやってしまう。すごいものだ。
ほんとうに楽しそうで、弾くのが楽しくて、うれしくて、そんな感じが伝わってくる。
それに曲名を自ら紹介してくれるその声がまたいい。柔らかいバリトン。あの声だけでファンになってしまう人もいるのではないかなあ。

スペイン舞曲は我が家にとってとても意味のある、大切な曲だ。次男が卒業コンサートで弾いた曲だから。
パールマンが弾くとこんなふうに弾くのか、こんなふうに弾いてしまえるのだな、などということも楽しみつつ、あの時の次男のかっこよかった演奏も思い出して、これを聴くことができただけでも東京まで聴きに来てよかったと思えた。

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