念願のひととき、パールマンの時間
昨日は至福の時間をすごした。イツァーク・パールマンのヴァイオリン・リサイタルに行ってきた。
会場はまつもと市民芸術館。嫌いなホールだが、パールマンが来るとあっては背に腹は代えられない。
パールマンを初めて知ってからもう30年以上は十分に経っている。並べて書くのは変かもしれないが、フルトヴェングラーとパールマン、この二人はぼくの中で絶対的な存在の音楽家だ。
ところがパールマンの生の姿、生の演奏には今まで縁がなかった。もちろん今までも何回か来日しているので、ぼくの怠慢以外の何ものでもないが。
あこがれのパールマン、そのパールマンが目の前に現れ、ヴァイオリンを弾いてくれる。ぼくの心は高鳴った。
ステージに彼の姿が現れた瞬間から、その姿を見た瞬間からぼくの中ではスイッチが入ってしまったから、昨日の演奏がどうだったなどと冷静には語れないだろう。ともかく素晴らしかった。
ヴァイオリンとはあそこまでできるものなのかと驚かされ、しかもそれを軽々とやってしまう。少なくとも、軽々やっているように見えてしまう。それに何といってもパールマンの表情が素敵だ、あのチャーミングな笑顔、弾いている間も喜々として、心から喜び楽しんでやっているように見える。音楽の素晴らしさが伝わってくる。
しかめっ面などしない。
難しいことをさも難しそうにやるのではなく、楽しそうに、あるいは淡々とこなす。人生そうありたいものだと思う。
さて、今回は気合いが入っているので、24日にはサントリーホールまで出かけてまたパールマンの時間を楽しんでくる。昨日はAプログラムだったが、24日はBプログラムなので、今回のジャパンツアーでの全プログラムを聴くことができる点でも楽しみであるし、何よりも長男も一緒に親子3人でというのが楽しみだ。
「パールマンが来るけど、行く?行くならチケット買ってやるよ」とメールしたら、すぐに「行く!」と返事がきた。当り前か...
小曲こそ大切にするパールマン、これもまた彼の大きな魅力。さて、24日はまたどんな世界が広がるだろう。
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