LSOが描いた『展覧会の絵』
今夜は素敵なひとときを過ごした。
松本文化会館にLSOと諏訪内晶子さんがやってきた。LSOとはロンドン交響楽団のこと。
もう昔むかしのことになるが、つまりはぼくが大学生の頃、エアチェックなるものがはやっていた。ラジオからカセットテープに録音するやつですな。お金がないからレコードもそんなに買うことができない。そこでエアチェックとなるわけだ。確かあの頃は、FM番組の専門雑誌が3種類出ていたはずだ。
そのとき、録音するものをメモったりするとき、LSOと書けばそれは“ロンドン交響楽団”のことだったのだ。
諏訪内さんはシベリウスのヴァイオリン協奏曲だった。音量は豊かだったが、なんとなくぼくには不完全燃焼感が残ってしまった。アンコールはよかった。何という曲だったのだろう?2本のヴァイオリンで弾いているような感じに聞こえる曲で、とてもよかった。
今夜のメインは『展覧会の絵』。素晴らしかった。
9月には長男が所属する東大フィル・グラデュエイトオーケストラの定期公演で『シェエラザード』を聴いた。
これらの、いわゆる”絵画的”な楽曲はやはり生演奏が似合っている。とても楽しめる。
ましてや、しっかりした技術に裏付けのあるLSOによる生演奏での『展覧会の絵』。ダイナミックなのだけど、よくよくみるとすごく精緻な絵を見ているかのような演奏だった。
アンコールもよかったなあ。
こういった感じの曲をアンコールでやってくれたらなあ、と思っていたら、まさにその曲をやってくれた。
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』の中から『コサックの踊り』をやってくれた。
他のことは何も考えず、目の前で繰り広げられる絵画の世界に没頭したよい時間を持てた。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- ほんの一瞬だけでも(2014.11.05)
- 今、この瞬間。佐渡さんとともに。(2011.10.24)
- カサコソオンにロックオン(2011.10.22)
- 音楽のチカラ、MALTA(2011.05.22)
- ホワイト・クリスマス(2010.12.25)


コメント