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2011年1月19日 (水)

もっとエコ生活「海洋酸性化」

「海洋酸性化」

酸やアルカリの強さはpHという指標で表す。pH7が中性で、pH7以下が酸性、ph7以上がアルカリ性だ。産業革命以降に大気中に放出された二酸化炭素の約半分は海が吸収している。海水は約pH8の弱アルカリ性。弱酸である二酸化炭素が溶け込むことでpHが若干低下、つまりアルカリ性が弱まる現象、これが海洋酸性化だ。

酸性化により炭酸カルシウムを成分とするサンゴの骨格やプランクトンの殻が溶け出し、これらの生存が危うくなる。食物連鎖にも影響が生じ、海の生態系が重大な打撃を受けると考えられる。

大気中の二酸化炭素濃度上昇により海洋酸性化することは、科学的な不確実性が残る温暖化とは異なり、基礎化学に基づくほぼ確実な反応だ。まさにCOP15開催中だが、二酸化炭素が問題となるのは温暖化だけではないことを強く意識したい。気温上昇がなくても、海洋酸性化は進むのだ。

(市民タイムス もっとエコ生活より、2009年12月16日掲載)

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