残念だった話、浜岡原発停止に関して
浜岡原発停止を中部電力に要請してほしい、そんな提案を松本市長、塩尻市長、安曇野市長、辰野町長に出した。
ぼくが直接関与したのは以上の首長さんだが、同様の動きは長野県下各地で広がった。
回答はある意味では予想していたとおり、ぼくらの提案にはとても応えることができないというものだった。
それで、追加の確認などの文書を提出した。これについての回答待ちの状態だ。
以上の経緯や具体的な内容についてはマスコミに配布した文書を見てもらうとよいだろう。
これです「_110426.pdf」をダウンロード
きのうの菅さんの決断で、状況は大きく変化してきた。
各首長さんにも、マスコミからコメントを求める問い合わせが行ってるのではないか。
ぼくらの提案どおりにやってくれなくてもよかった。
ただ、現在の状況を見て、災害や事故の復旧や支援という問題だけではなく、社会のあり方、ぼくたちの暮らし方の見直しが必要かもしれない、そういった課題認識を示してほしかった。そんなものを見直す必要などない、というのならそれでもよい。この状況をリーダーはどう考えているのか、その考えを市民に示すことが大切なのだと思う。
むろん、今からでも遅くない。
ぜひ、どういう社会を作っていきたいのか示してほしい。
今回の災害や事故があっても、今まで考えてきたことに対して変化は必要ないというのなら、そういう考えを示してほしい。そう思うのだ。
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