希望があるような、ないような
電力の問題から、今までは環境問題として扱っていた領域が注目されている。
いや、注目などというレベルではないか。
地球温暖化が、資源が、などといくら言ってもなかなか動かなかった社会が、今は動き始めている。
環境問題として考えると、「環境負荷をどこまで減らせるのか」という問題でもある。
これだけ節電だ省エネだと声があがっているので、やれることはかなりやったと考えるのか。
もうやる余地などないのか。
はたまた、いやいやまだまだ、けっこうやれるぞ、と見るのか。
実際に世間を見まわしてみると、まだまだやれるという気がしてくる。だがその一方で、なかなかむずかしいかも、とも思える。
エアコンを使っているクルマの多さ。
駅などで、出迎えにきたクルマがエアコンをつけ、当然のことながらアイドリングしっぱなし。こんな光景は今までと同じだ。
階段を使えばよいような状況で、エレベーターを使う人もまだまだよく見る。
意識が変わった部分と、まだ変わっていない部分がある。
あるいは意識が変わった人もいるけど、変わっていない人の数はかなり多いのかもしれない。変わっていない人のほうが、もしかすると大多数かもしれないとも思ってしまう。
環境負荷としては、まだまだいっぱい減らせる。あれも、これもといっぱい目につく。
しかし、それが本当に減らせるのかどうか、これはよくわからない。
ヒトという生き物の本質にかかわる問題なのかも。
| 固定リンク
「Sustainability」カテゴリの記事
- 昨日は地球がオーバーシュートした日(2015.08.14)
- 小さいことは美しい:3月2日はミニの日(2015.03.03)
- 今日から借金生活:EARTH OVER SHOOT DAY 2014(2014.08.20)
- プラグ差しっぱなしの水道凍結防止帯(2014.06.04)
- アベノミクスどころではない(2013.10.11)
コメント