とうとう今日がやってきた
菅さんが正式に退陣を表明したそうだ。とうとう今日がその日となったわけだ。
鳩山さんの後をうけ、かなりの期待感とともに菅政権はスタートした。
しかし期待とは裏腹に、なかなか実績があがらず、党内からは足を引っ張る人続出で、こりゃもうだめかと思っていたところで、3.11が来た。
ぼくは、この3.11でしっかり立て直しをしてほしいと思った。言葉としては不適切な面もあるが、チャンスと思ってもいいから、なんとかこの社会を変えていってほしいと思った。
だが、どうもはっきりしない。
しかし、5月6日に浜岡停止を要請した。このあたりからだろうか。市民活動出身の本領発揮は。
その後も、自然エネルギーへのてこいれ、脱原発など、菅さんだからこそ表明できたいくつもの方針を打ち出した。
問題点や欠点の多い首相でもあったとは思う。だが、これからの日本を考えた時、今の日本の政界で、菅さん以外に、日本の進むべき道を言明できる政治家がいただろうか?
これほどまでに後任に期待感がない、今よりも悪くなるだろうという予感でいっぱいの交代劇もないだろう。
情けない限りだ。
こういう政治家たちが政治家となりえる状態、そんな社会にしてきたのは、そんな社会を選択してきたのは、他ならぬぼくたちだ。
であれば、そういう社会を作ってしまった責任がある。社会を変える、これまたぼくらの責任だ。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 子どもには聞かせられない(2017.09.29)
- 「こんな人たち、私たち」の抱える問題(2017.07.05)
- だましても、だまされても、あたりまえなのがこわい(2016.07.11)
- 目の前にある緊急事態にも対処できないのに(2016.07.04)
- 緊急事態条項と「新しい判断」(2016.07.03)
コメント