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2011年11月 4日 (金)

原発問題、将来の技術者をどう確保するか

今夜、茅野市民館で「信州ネットSUWA」の設立総会が開かれた。
一般参加もOKとのことで、参加してきた。
今回は諏訪だが、そのうちに松本で開くようにしなければいけないしね。
その時は、ぼくも呼びかけ人のひとりとなるのだろう。

設立総会の記念講演があった。飯田哲也さんの講演だ。
講演前に飯田さんとしばらくおしゃべり。今日だけでもこの茅野の講演で3つめだか、4つめ。
大変なことだ。ぜひとも健康には気をつけてほしい、心からそう思う。

講演の質疑応答で、ぼくはかねてから疑問に思っていたことを質問させてもらった。

稼働中の原発を廃炉にするにしても、ましてや福島の原発の処理に至っては、いったいどうやったらいいのかわからない現状、いずれにしても終息のためだけの技術支援が必要となる。しかも気の遠くなるような長期間にわたって。だが原発の現状を見る限り、原子力工学へ進もうという人はいないのではないか。
どうやって技術を、技術者を確保していったらよいのだろう?

飯田さんの答はこうだった。
まず、原発の技術はさまざまな工学分野にまたがる。機械工学、電気工学、電子工学、化学工学、そして理学系のもちろん関係する。それらの専門性ある技術を集めたのが原発であり、中性子とか放射線とか原子力特有の部分を除けば、他の工学分野で対処できる問題だ。要するに必要な技術は確保できる可能性はある。
問題は、以下にこの仕事をやっていこうと志す技術者が出てくるような状況を作るかだ。
未来の人々のために絶対的に必要な仕事に従事する。崇高とも言える仕事。そういう仕事なのだという位置づけがしっかりと示され確保されるのであれば、希望と意思を持った技術者は集まるはずだ。そう信じている。

飯田さんの言葉そのままではないが、だいたいこんな感じだ。

なるほど。

ぼくも、これからの社会のために欠かせないものであり、社会からの期待と尊敬を集める、そうでなければならない、そう思っていた。まず、それが必要条件だ。
でなければ、もう無理やりにでも自衛隊の中に原子炉工学の部隊を作るような、力づくしかないのではと思っていた。

技術には、倫理観と志が必要なのだ。
そして、多くの場面でそれを持たずに突っ走ってきたのが、今の技術なのだ。


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