本を選ぶ。丸善松本店に期待!
本を読むのが好きだ。
本を選ぶのも好きだ。
だが、書店がない...
かつて、ぼくがまだ現役の学生だった頃、諏訪にも松本にも多くの書店があった。諏訪の書店は規模は小さいものの、狭い町の中にいくつもの店があり、その店をはしごして歩くのが楽しかった。
松本には、諏訪から比べればずっと大きい規模の書店があった。
おそらく経営上の問題だろう。多くの書店が店をたたんでしまった。
松本駅前にはブックスロクサン、千歳橋には鶴林堂という書店があり、好きでよく行ったものだが、ともに閉店してしまった。
やはり本は、品揃えのある店で、「おっ、こんな本がある!」とか、「あっ、探していたのがあった!」とわくわくしながら探すのが楽しい。
幸いというのがよいかどうか、ぼくは毎月東京への出張があるので、どうしても東京の大書店で本を選ぶようになってしまう。そうでなければamazonだ。これだ、とわかっている本だと、amazonで注文してしまっている。
ほんとうは地元の書店で注文すれば、地元にお金が流れるのだが。
12月22日、松本駅前に丸善松本店がオープンした。まだ足を運んでいないが、年内には行ってみるつもりだ。
地下1階から地上2階までのフロアーを使い、県内最大規模との触れ込み。楽しみにしている。
紙媒体も電子媒体もそれぞれよさがある。
どちらでなければだめだと言うつもりはない。
ただ、本というものはいつまでもあってほしい。
本を作るには森林資源を使うが、価値ある本ならそれだけの意味があると思う。
本は、作り手と読み手、それぞれが大切。
ぼくはよい読み手でありたいと思う。よい本を見つけ、書かれたことを自分のこととして消化し、何らかのかたちで役に立てる。自分を高める。そうやって、本の価値を高めていく。
そんな読み手でありたい。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『夜と霧』(2016.01.02)
- 初めてのビブリオバトル(2015.10.03)
- 明日からぼくらの学校(2015.10.02)
- 書店空白地域(2015.01.07)
- 「流域地図」の作り方(2014.10.21)
コメント