あの時の気づき
何を書こうかと考え、ふと思い立ち、一年前のブログを見てみた。
そうだ。
あの頃はいたるところが暗かった。
最近はどうなのだろう?
などという問いかけを発してること自体、あの頃より自分の意識が低下していることのあらわれだ。
計画停電だ、節電だ、という声に半分は踊らされ、いたるところで電気を消しまくった。
その結果、けっこう無駄遣いしていることにも気がついたと思う。
使わなくてもよいことに使っていたことに気づいた。
さらには、使わない方が気持ちよい場合もあることにも気がついたのではないか。
あの頃、原発がどうなってしまうのかというどうしようもない不安と、これがきっかけになって社会がよい方に変化していくという期待も生まれていた。社会を変えていくことへと自分も動こうと思った。
そして、動いた。
今、こうして振り返ってみると、喉元過ぎて熱さを忘れそうになっている部分もあることに気づく。
本当に切実な、張りつめたような気持ちを持ち続けることはしんどい。
だが、2011年3月のあの頃の気持ちは、やはり、折に触れ思いださなければ。
今、いろいろな活動を手がけ、その結果、何とかそれを動かしていくことに汲々となっている自分がある。
だが、それらの活動は何を目指していたのか。
自分としてはパラダイムシフトを考えていたのではないか、そこを忘れず、あきらめず、苦しいながらも
できる限り楽しみながら、やっていこうと思う。
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