規制されるのではなく、規制していた
今日は南箕輪まで出かけてきた。
「なぜ環境問題は葬り去られるのか? ~マスメディアが伝えにくいこと~」
と題した講演会に参加するためだ。
講師は2人。ジャーナリストで法政大学社会学部教授の水島宏明さんと、東洋経済新報社の記者である麻田真衣さんだ。
水島さんは今年の3月まで日テレでディレクター兼解説委員をしていた人だ。
自社の原発報道のあまりのひどさに抗議の辞職をしたそうだ。
麻田さんは携帯電話の基地局からの電磁波問題を取り上げて特集記事を書いた人だ。麻田さんの話は短時間で、詳しいことは講演会後の懇親会で、とのことで、どんな話が出たのか気になるところではあった。
話を聞いて、なぜ伝えにくいのか、伝えないのか、その背景はわかった。
よく、広告主、特に電力会社から圧力がかかって、つまり社外からの圧力があって報道を規制している、あるいは情報操作していると言われるが、そういうことはないそうだ。
事実は、自主規制。
つまり外から規制がかかるのではなく、自ら規制している、そういうことなのだ。
水島さんのいた日テレ。当然、読売新聞の意向、もっと言えば読売新聞の会長であり主筆である人の意向が気になる。そう、ナベツネ。
気になるなんてレベルではないだろうな実際。
日テレのそれなりのポジション、例えば水島さんの上司などは、出世に支障となることは避ける。つまり読売の意向や主張(もちろん、原発推進)に逆らうような報道をしてしまっては、自分の将来がなくなってしまう、そう考えてしまうのだ。
その結果、読売新聞から何か言われたでもなく、広告主から何か言われたでもなく、自ら規制してしまう。
なんてこった。
広い意味での規制や圧力がかかっているとも言えそうだが。
なぜ報道できないのかはわかったけど、じゃあどうしたら報道できるようになるのか、そのあたりの分析や提案の話がほとんどなく、その点が少し物足りなかった。
せっかく南箕輪まで足を運んだので、このまま帰ってしまってはつまらんと思い、気になるそのあたりのこと、どうすれば報道するようになるのか、そのあたりのことを質問した。
質問内容や回答については、日をあらためてブログに書くことにしよう。
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