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2012年11月 6日 (火)

日本もアメリカも似たようなもの

いよいよアメリカの大統領選挙が始まった。
報道によれば、かなりの中傷合戦が繰り広げられたようだ。
報道映像を見ると、かなりえげつなくやっている。
大統領選挙ともなれば優秀なブレインが集まり、効果的な選挙の戦略を練るのだろう。
その結果が、相手を中傷することが最善という結論を出したのだとすると、とても悲しく、希望を失わせる判断だ。
そして中傷がベストだとすると、投票者も見くびられたものだ。

日本も同じだ。相手の党を批判するならまだしも、党内にも批判や中傷のホコ先が向く。
あいてをけなし、あらを探し、スキャンダルをあばきだす。これが政治というものなのか?
断じて違う。

相手をけなさないと、自分の主張の良さが認められない。そんな感覚なのだろうか。
みんなに、より良いものを見せるのではなく、より醜いひどいものを見せて、相対的に自分をよくする。
いったい、なんてことだ。

こんな低次元のことが、日本とアメリカの政治の中心になっている。
これでは子どもにしめしがつかない。
子どもなんてどうせわからないと思っているのだろうか。

そんなことは決してない。
子どもはよく見ているし、よくわかっている。わかる力を持っている。

子どもに政治への失望感や絶望感を抱かせてしまってはならない。

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