戦略だらけ
先週の県政タウンミーティングの話の続き。
冒頭、長野県のしあわせ信州創造プラン(長野県総合5か年計画)について、県職員から説明があった。
ぼくの聞き間違えでなければ、県には「○○戦略」と名付けられた戦略が70もあるというのだ。
まあ、大から小まで、解決したい課題や、達成したい目標毎に戦略を立てていたらこうなるのだろう。
それにしても70とは。
全てを知って、理解している人などいないのではないかと思う。
ぼくも会社の仕事で戦略めいたものを立てたことがある。
どの戦略も、それを立てた人たちからすれば、とても思いのこもったものだろうと思う。
この戦略こそ現状を打破し、よりよい未来の信州を作っていく。そんな思いもあるだろう。
そんな思いのこもった戦略が70!
いやはや、大変なことだ。
一つひとつの戦略についてとやかく言うつもりはないが、やはり70もあるという姿はちょっと変な感じがする。
70もあると、同じことについて、あっちの戦略とこっちの戦略では言ってることが違う、なんてことはないのだろうかと心配になる。
この日は、ミーティング終了後も知人と戦略や目標達成に関係したことを話し合ったりしたが、やはり実現してこその目標だったり、戦略だったりするだろうから、70もあると聞いてしまうと、ほんとに大丈夫?と問いただしたくなってしまう。
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