特定秘密を保護して何をしたいのか?
12月6日の会期終了に向けて、臨時国会の参議院から目が離せない。
言わずと知れた特定秘密保護法案の行方だ。
この法案自体が恐ろしい存在。ほんとに厄介で、恐ろしい存在だ。
そしてその恐ろしさはある程度までは想像がつく。
この法案自体、不気味だが、この法案の持つ不気味さよりも、一段とわけのわからない不気味さを感じてしまってどうしようもない。
そもそもこの法案によって何をしたいのだろう。
どんな国にしたいのだろう。
何をさせたくなくて、何をやらせたいのだろう。
この法案は、ある意味でわかりやすさ、つまり、こんなものが成立したら非常にまずいという意味でのわかりやすさがあるが、他に国会を通った法案にも、実は裏に隠された遠大な狙いがある、そういったことはないのだろうか。
つまり、与党が提出する法案全体を通して、何をしたいのだろう。
そこにものすごく不気味さを感じてしまう。
この法案の騒ぎの陰で、何かひっそりと進んでしまっていることはないのだろうか。
そんな心配も頭をもたげてくる。
取り越し苦労ならよいのだが。
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