『独裁者』前夜
チャップリンが映画『独裁者』の制作を始めた1939年頃のアメリカはナチスに対してどういう態度をとっていたか。
アメリカ国民の9割以上が反ユダヤ主義であり、
財界はナチスドイツに多額の献金を行い、
ニューヨーク五番街にはヒットラーファンクラブがあったとのこと。
そんななかでこの映画を作ることは大変なことだったと思う。
仮に完成しても、上映できるかどうかわからない状況だったらしい。
当時のアメリカがそうだったというのは、さもありなんと思う。そういう国だと思う。
そして、今の日本にも通じるものを感じてしまう。
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