金の力で、力づく教育
先日、茅野市民館に出かけて映画を観た。
「ダムネーション」
映画後には田口康夫さんの話もあった。
田口さんの話にはいつも聞き入ってしまう。
ぼくは質問をした。
映画の2日ほど前にNHKニュースで、どこかの小学校で国土交通省がダムについての教育を行ったと報じていたので、それについて質問した。どんな教育内容かご存知ですかと。
ある程度想像はしていたが、金にモノを言わせ、ダムの模型を作ってあるそうだ。教育用に。
そして土砂に模した流れを作り、それをせき止める様子を実験してみせる。
それを見た子どもたちは「砂防ダムは必要だ」と子どもの頃に刷り込まれる。
ところが、この時の土石流もどきは小規模なもの。
流れの強さは何段階かあるのだが、その中で最小のものだけを見せるらしい。
もっと強いものだと、砂防ダムが役立たないことを見せてしまうから。
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