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2016年5月13日 (金)

交通死亡事故が多い理由

今年は交通死亡事故が多い。
その原因ははっきりとはわからないだろう。

ただ、街中を歩いていると、これでは死亡事故もなかなか減らないだろうと思うことがある。
それは車の運転手のことだ。

ともかく車中心の運転をしている人が多い。
道は車と人とが利用する。
何か事故があった時に圧倒的に不利なのは人間だ。車とぶつかって無事でいられるわけがない。
だからこそ、運転は細心の注意を払わなければならない。

ところが実際にあるいていると、注意が必要なのは人のほうだ。
人が気をつけているから、やっと事故が起きずにいるように思えてならない。

横断歩道で人が待っているのに止まらないのは日常茶飯事。
そのマナーのなさにあきれるが、とりあえず歩行者側としては車が止まるのを待つから、腹立たしくはなっても、危険というのとは少し違う。

危ないと思うのは、信号のない交差点だ。
つまり一時停止が必要な場所。
見ていると、一時停止するつもりがないと思ってしまうような運転が多い。
一時停止するにしても、人が歩いてくることを想定しているとは思えない止まり方が多い。

そのため、歩いている側がおそるおそる交差点の状況を見て、ギリギリまでスピードを落とさず、停止線を越えて止まる車とぶつからないように気を配らなければならなくなる。
本当に疲れる。

どうしてこんなことになってしまっているのだろう。

歩いているすぐ脇をスピードを上げたまま通過する車も数知れずだ。

これでは事故など減るわけがない、そう思えてしまう。

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