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2016年7月 4日 (月)

目の前にある緊急事態にも対処できないのに

引き続き緊急事態条項について。

緊急事態とは、武力攻撃や大災害などが起きた場合を指すとのことで、確かに緊急事態ではある。

だがこれから起きるかもしれない緊急事態の心配だったら、すでに起きている緊急事態である福島第一原発の始末をきっちりつけたうえで心配するってものだろう。
すでに存在しているものにさえ満足に対処できないのに、何が起きるのかわからないことについて対処できるはずがない。
あ、そうか。何が起きるかわからないから、そのどさくさにまぎれて、やりたい放題する権限を手に入れようってことか。

そして緊急事態とも言えるが、常態となっている原発から生まれる核廃棄物の処分問題。
問題ははっきりしているのに、課題化もしないでいる。

それにしても、緊急事態条項で何をしたいのだろう。

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