どうすれば報道できるのか
24日のブログの続き。
どうすれば報道できるのか、という話について。
質問がある場合は、休憩時間に質問用紙に記入することになっていたので、記入し提出した。
すると、真っ先にぼくの質問が取り上げられた。
「なぜ報道できないのかはわかりました。
では、どうすれば報道できるようになるのでしょうか。
作り手、受け手、それぞれ何をすればよいのでしょうか。
(自由な報道のために)報道NPOを作ればよいのでしょうか。」
なかなか答のないであろう問題ではあると思いつつ質問した。
講師の水島さんからはこんな答が返ってきた。
会社に入ると、企業の論理や理屈の中に組み込まれてしまうから、入るまえに意識付けをさせるために、大学での教育の道を選んだ。
水島さんは自社の原発報道に抗議し辞職している。辞職し、このような考えもあって新たな仕事をしているのか。
これもひとつの手だ。
水島さんはさらにこんなことも言った。
ちゃんと報道した場合は、世間の人々がそれを評価するなり応援する、そんなことも必要。
さらに。
今はネットの時代だから、小型ビデオカメラさえあれば、ひとりで放送局を開くこともできるとも。
たしかにそうだ。すでに実践している人もいる。
報道の場では、現場に出ないで報道している人が増えているそうで、つまりは当事者の記者会見の内容をそのまま伝えるだけ。
そんな話も出た。
ともかく。
メディアリテラシーを持った市民を増やしていかないといけなさそうだ。
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