気候変動

2016年10月 4日 (火)

完全に出遅れた日本、早く批准を

パリ協定への批准が進んでいる、日本以外は。

排出量世界4位のインドの批准でパリ協定発効が現実的になり、ここでEUが批准決定したことで発効が確実となった。

近々開催のCOP22に日本代表はどんな顔をして参加するつもりなのだろうか。
パリ協定前の国際合意は京都議定書だった。
その名のとおり、京都で開いたCOP3で日本が議長となって決めた国際法だ。
それなのに、自民党政権は実質的に京都議定書から離脱した。

パリ協定は全世界の国が採択した。その点では画期的だが、気候変動対策としての実効性では大きな問題点も抱えている。だがともかくも発効させ、足りないところをさらに実効的なものにしていかなければならない。

なぜすべきことをさっさとしないのだろう。

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2016年8月12日 (金)

北極海氷面積

毎年、7月くらいになると北極海の海氷面積が気になっていた。
JAXAの海氷モニターをチェックしていたのだが、そのサイトがいつのまにやらなくなっていた。
後継サイトがあるのかもよくわからずにいたが、なんとか見つけた。
このサイトだ。
極域環境監視モニター

この調子でいくと、今年の9月には史上2番目もしくは3番目の最小面積値となりそうだ。

このサイトは、以前のモニターより格段に使いやすくなっている。

北極海がどうなっているのか、もっと関心を持つようにしたいものだ。

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2016年5月25日 (水)

まだ台風が発生しない

いつもなら台風1号は5月に発生する。
でも今年はまだ発生していないし、当面は発生しそうもないそうだ。

だからと言って、今年は台風が少ないということではないらしい。
年間の台風総数は毎年ほぼ同じとのこと。
つまり、7~9月にまとめて台風が発生するようになる可能性がけっこうある。

いざ台風が連続して襲ってきたら、人の力では太刀打ちできない。
なるべく被害が少なくなるように付き合っていくしかないだろう。

そもそも今後は経済成長などあり得ないこと、少なくとも経済成長を目指すことなどはばかげたことであることに早く気がつき、もっと現実的になって気候変動への緩和と適応を進めないと。

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2016年5月24日 (火)

慣れてしまうのがこわい

暑い日が続いている。

今日も真夏日となったところが多く、これで連続3日間、100以上の観測点で真夏日を記録した。

5月というのに。
ではあるのだが、あまり不思議に思わなくなっている自分がこわい。
以前は、夏でも30℃が珍しかった。おそろしい気温だと思った。
信州ではせいぜいが27℃とか28℃だった。

これからもっと暑い時代になっていくのは確実なのだから、暑さに対応できるようになっていくことも大切だ。
そういう意味では暑さへの慣れも必要なこと。

だが、暑さへの感性、これは異常だと認識する力までならしてしまってはいけない。

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2016年4月 4日 (月)

桜前線の南下

桜前線は北上するものだとばかり思っていたが、最近は南下が定常化してきているらしい。

例えば福岡で桜が咲いてから鹿児島で咲くといった具合だ。
ソメイヨシノは秋に芽を付けて休眠に入り、休眠から目覚めるには春までの間に一定期間の低温が必要というメカニズムがある。
つまり寒さが必要ということだ。これを「休眠打破」というらしい。

休眠打破に必要な寒さが得られない地域は開花が遅れたり、開花しなかったりになる。

桜が咲いたなどと浮かれたニュースを流すより、こういったことをきちんと知らしめることが必要だ。
浮かれるのがマスコミの役割ではないだろうに。

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2016年4月 1日 (金)

節電に対する生活者の行動・意識に関する調査

シンクタンクであるみずほ情報総研のニュースリリースを紹介しよう。

節電に対する生活者の行動・意識に関する調査を発表
― 年代が下がるにつれ節電行動、情報収集も低下、20-30代の46%は情報を読まない ―

東京電力管内の20歳以上の男女(953名)を対象に調査したところ、
・「節電は手間がかかって面倒だ」と回答した人は2011年の33%から
46%に上昇
・「エアコンの使用を控え別の方法で涼む」という節電行動は、2011年から
23ポイント減少し、震災前水準にまで回帰
・節電に関する情報を読んでいる人は年齢が下がるにつれて減り、
20代では43%が東日本大震災以降も情報を得ていない

などなどの調査結果が得られたそうだ。

3.11で省エネや節電意識が高まったのはたしかだろうし、それがだんだんと薄れてきているのも事実だろう。

年代との関係はよくわからない。
ぼくは年代が高い方がエコ意識が高いとは思わない。
そもそも年代との関連性があるのかどうかはよくわからない。
ただ、年代が高い人たちにエコ意識のない人をよくみることは確かだ。

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2016年2月13日 (土)

この時期に雨

昼から霧雨のような感じだったが、夜半になって本降りとなった。
気温もやけに高い。
ストーブの効き方が段違いだ。
つまり、それだけ家の断熱性能が悪いということになる。

この時期とは思えない大雨。
山の雪はどうなるのだろうか。
必要以上に解けてしまわないだろうか、それが心配だ。

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2016年2月 8日 (月)

これからの夏

今年に限らず、今後は気候変動とともに暑い、いや、熱い夏になっていくのだろう。

暑い寒いというのは、結局のところは人間がどう感じるかだ。
そう考えていると、適応策のひとつとして、もっと社会をのんびりモードにしていくことが必要だと思う。
暑い中をむりやりエンジン全開で働こう、ともかく忙しいのが勲章みたいな社会である限り、その人間の活動を支えるために、必要以上にエネルギーを使って無理やり冷房し、結果、気候変動をますます進めてしまう。

活動量を減らして発熱を減らす。
冗談ではなく、必要なことだと思えてくる。
そもそも社会が高齢化するのだから、それとも合ってくるのではないか。

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2016年1月27日 (水)

思いもかけないことが起きる、それが気候変動

西日本が大変なことになった。
思いもしない低温や降雪。まさかの低温、まさかの雪だ。

水道が凍るなどとは考えたこともないような地域で、水道が凍るような気温になってしまっては、ひとたまりもないはずだ。

これが気候変動なのだと思う。
地球温暖化という言葉で、気温の上昇を想起させるが、気候が大きく変化してしまうこと、それが問題だということをもっと認識しなければならない。
それにしても、もうこんなにも気候変動が現実の姿を見せ始めるとは。

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2016年1月23日 (土)

路面状況がひどい

ひどいというより危険な状況だ。
いたるところツルツルに凍っている。
スケート場かと思うくらいだ。

しかも、寄せられた雪や、不規則に踏み固められた雪がそのまま凍っているので、危険なことこのうえない。

重く湿った雪が降ったあとに気温が下がってしまったからだと思う。

今までは重く湿った雪は3月に降った。
3月だから、そんなには冷え込まない。
陽射しのある時間も長くなってきている。

ところが今は違う。

こんな路面状況、今まではなかったことだ。

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