写真

2015年1月26日 (月)

人間の眼はすごい

先週末、会社の先輩の定年退職のお祝いの会があり出席した。
ぼくはカメラ係をつとめた。
暗い店内、スポット照明、プロジェクターによる投影と、写真撮影にとっては不利な条件ばかり揃っている中での撮影だった。
それでも、Nikon Dfの威力は素晴らしく、暗くてもフラッシュなしで撮影でき、Photoshopで多少の補正をしてやるとけっこう見られる写真になっていた。

そして感じ入ったのは人間の眼のすごさ。
暗い中でのスクリーンから、そのスクリーンのすぐ脇にいる人の表情まで、どちらもきちんと見ている。
カメラではそうはいかない。
人間の眼のダイナミックレンジの広さには驚きだ。
たぶん一瞬のダイナミックレンジ自体はさほど広くはないのだろう。
だが、見ているものに合わせてダイナミックレンジをダイナミックに移動させて、結局はものすごく広いダイナミックレンジを実現しているのだろう。
いやはやすごいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月 2日 (水)

曲線のきれいな家

今日、街を歩いていてこんな家を見つけた。

Photo

なかなかの曲線。
隣りの建物に接するくらいの感じで家を建て、家の形状と塀のアウトラインがつながって、そのまま家の側壁となったような、とでも言えばよいのだろうか。

見つけた瞬間、あっ八ヶ岳、それとも富士山かなあ、と思った。
裾野にあたる部分がなかなかいいなあと思ったからだ。

このね、曲線がいい。

正月そうそう、なんとなく儲けた気分になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月21日 (火)

夕空

今日、会社からの帰り路。夕空がきれいだった。

_120821_1


_120821_2

これは村井駅に到着したとき、駅のホームで撮ったもの。

こんな夕空を見ていると、今日も一日ありがとうございましたと言いたくなる。
まあ、今日もそこそこ仕事をしたか。ま、いいよね、とも思う。

やはり、太陽のチカラなのかなあ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年7月20日 (金)

鳥さん

村井駅のトイレの窓からふと外を見ると鳥さんがいた。

Photo

駅前にある建物は、鳥さんだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月27日 (火)

月 金星 木星

Photo

昨日撮影すればほぼ一直線に並んでいたのだが。
それでも、これだけ近くに、こういう明るい天体が集まっているのはおもしろい。
これを撮影したのは19時半くらいだったからもうすっかり暗くなっていたが、ぼくの好みからすれば夕暮れ時、まだわずかな明るさが残っているときのほうが、この現象の面白さをより感じることができると思っている。
薄明の中で、明るい天体は際立つ。

天体と言えば、今年は金環食。楽しみだ。

天文現象は面白い。
基本的にはゆっくりゆっくり動いているのだが、いざ何かの現象というと、けっこう瞬間的だ。その典型が日食だ。
意味合いとしては別のものになるが、流星も瞬間的だ。

準備に準備を重ね、いざとなるとそれは瞬間的。あの緊張感、プレッシャーはけっこうのものがある。
写真で記録するか、肉眼で記憶に焼きつけるか、そんな選択も悩む。
もしかして、その人の生き方や人生観が反映される部分かもしれない。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月10日 (土)

皆既月食

今夜は皆既月食。
天気もまあまあ。みんな空を見上げたことだろう。

諏訪清陵高校 天文気象部OBとしては、やはりここは写真を撮らねばと、久しぶりに天体写真撮影をした。


2

皆既月食中の月、オリオン座、スバルが写っている。

使ったカメラはニコンのD700。実は、このカメラで天体写真を撮るのはこれが初めてだった。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年1月 2日 (日)

新たな相棒、GR DIGITAL Ⅲ

ぼくは写真が好きだ。カメラをいじるのが好きとも言える。
高校入学の時に買ってもらったPENTAX SPで写真を覚えた。撮影から始まり、フィルムの現像、印画紙への焼き付け、ひととおりやった。現像剤や定着剤は、それぞれ単品の薬剤を買ってきて自分で調合したりもした。フィルムは100フィートの長尺を買い、自分でパトローネに詰めて使った。

その後、ニコンを使うようになり、フィルムからデジタルにと移っていった。

今は、撮影するつもりで出かけるときはニコンのD700をメインにD300をサブに使っている。普段も必ずカメラは持ち歩くので、通勤用のデイパックにはニコンのD60が入っている。デジタル一眼では荷物になり過ぎそうなとき、大げさだなあという時にはニコンのコンパクトデジカメ(コンデジ)を使うのだが、コンデジについてはちょっと不満点もあり、お気に入りコンデジとなるものが欲しいと思っていた。

前々からリコーのGR DIGITAL Ⅲが気になっていた。
そして12月、いくつかの背中を押してくれる要因が連続してやってきて、とうとう買ってしまった。

使いこなすのはこれからだが、本当によいカメラだ。
余計なことはせず、やって欲しい部分はちゃんとやってくれて、その部分についての性能はしっかりしている、人生かくありたい、みたいなカメラだ。

買ったばかりの時に撮ったのがこれ

他にはこんなのも撮った。


Photo

以下は友だちからもらった和三盆。いい感じのお菓子だ。


Photo_2


Photo_3


_


Photo_4

食べるのが惜しい。

まだ10日間ほどしか使っていないが、とても気に入っている。
ずっと長く、相棒として活躍してくれることだろう。
ニコンもどうせならこれくらいのコンデジを出してほしいなあ、そんなことも思ってしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月30日 (火)

3回目の”今月の一枚”

私の森.jp』というサイトがある。
そこに『私の森.jp写真部』というのがあって、自由に写真を投稿できる。

投稿された写真の中から編集部の人たちが”今月の一枚”を選ぶのだが、このほどぼくの撮影したものが選ばれた。
「お猿さん」という作品だ。→”今月の一枚

これは対象物がすばらしかったので、写真の腕前はほとんど関係ない。多少、顔がはっきり見えるようにオリジナルのデータよりはコントラストをつけたりはしたけれど。

これで”今月の一枚”に選んでもらったのは3回目となる。
1回目はこれ、2回目はこれだ。

森の中はおもしろい。
同じ対象でも、時刻や季節、天候などによってさまざまな顔を見せてくれる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 5日 (月)

右下がり?

最近少し気になっていることがある。
それは写真を撮る時のことだ。

なぜか”右下がり”。こんな感じだ。

Photo

これは先日京都へ行った時に、京都駅八条口アスティロードにある水アートを撮影したもの。
傾いている....

そう、カメラを構えた時に右側が下がってしまっているのだ。
右側を下げて撮影した写真は、見る時には下がった分を戻してみるので結果的には右側が上がった写真になってしまう。

癖、なんだろうなあ。
たぶん今までも多少はそういう傾向があったのだろうけど気がつかなかった、気にならなかった。

でも、最近の写真にはあきらかに右下がりの状態で撮ってしまったものが時々あって、ちょっとショックを受けたりしている。
この頃は意識して気をつけているのだが、それでもこんな写真が撮れてしまうことがある。

まあね、自分の欠点に気がつくだけましだよな、と考えることにはしているが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月28日 (木)

見る目が変わる

ぼくは写真が好きだ。もしかすると、写真ではなく、むしろカメラのほうに興味があるのかもしれないが。

高校の時、天文部で天体写真を撮影したのが写真と本格的にかかわった最初だった。
あの頃は撮影だけでなく、フィルムの現像から印画紙への焼き付けまで自分でやった。
現像液や定着液などは、単体の薬品を買ってきて自分で調合したりもした。
フィルムは100フィート缶で買い、自分でパトローネに詰めた。
デジカメを使う今となっては、すっかり縁遠くなってしまったことばかりだが。

ぼくの場合、芸術としての写真よりも記録としての写真に興味があるのだと思う。
記録としての写真に価値を見出しているような気がする。

だからいつもカメラを持ち歩いている。
「ああ、これを写真に撮りたいなあ」なんて思うこと、きっと誰にもあるのではないだろうか。そう、その時にカメラがないことには話にならない。だからカメラを持ち歩いている。
ちなみに携帯電話は嫌いなので持っていない。

カメラを持ち歩くと、撮りたいと思ったときにいつでも撮ることができる。
そうすると、身の回り、見る目が変わる。
常に、とまでは言わないが、何か被写体となるもの、記録に残したいものがないかどうか、カメラのレンズになった気分でまわりを見るようになる。
別の言葉で言えば、課題意識を常に持つようになる、ということかもしれない。

しかし、肉眼で見たときに感じたほどのものを、カメラで切り取ることができているかと言えば、これはまた別問題。これが難しい。
でも、たまには神様がほほ笑んでくれるのだろうか、肉眼で感じた以上のもの、あるいは肉眼では気づいていなかったようなものをカメラが写しだしてくれることもある。ごくごくまれなことだけど。
だから面白いのだろうなあ。

見る目が変わると、気づきも多くなる。これも大切なことだ。

考えてみると、現代の人々は気づく力がかなり低下してきているのではないだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧