生物多様性

2016年7月20日 (水)

再びヒシ除去作業

6月に引き続き、諏訪湖のヒシ除去作業をしてきた。
場所は同じ下諏訪の高浜沖、前回はちょうどひと月前の作業だったが、その時よりもヒシは増えていた。
ただあの時は悩まされた悪臭がだいぶ軽減されていた。
水の濁り方は違いがわからなかったが、フナの死骸の数が明らかに違っていた。
死んだフナが放つ腐敗臭は強烈だ。
前回よりも激減していたものの死骸はあった。
でも、昨年以前の作業では見た記憶がない。
何かが違っている、変わっているのだろうか。

この作業はまだまだ続きそうな気がする。
来年も再来年も、その次も。

根本的な対策ではなさそうだから。

でも、根本的な対策を考えないほうがよいのだろう。
人間の浅はかな考えでやってしまうと、しっぺ返しがありそうだ。
今くらいのペースで、ぼちぼちとやっていくのが正解なのかもしれないなあ。

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2016年5月22日 (日)

今日は国際生物多様性の日

生物多様性保全を進めていくと、それは気候変動への対策にもなるはずだ。

生きるものすべてに存在理由があり、それを一方的に否定することはできない。
それは現時点においてもちろんのこと、将来についても同様だ。
生きるものの基盤は地球だ。
地球の恩恵を分かち合うからこそ、生物多様性が成立する。

有限な地球をどうするのか、そこを追求していくのだから、それは気候変動緩和策にもなるはずだ。

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2016年2月14日 (日)

気象の変化を気にする人たち

今日は忙しかった。
午前と午後で異なるイベント、両方とも主催者だった。

午後は生物多様性に関しての環境法学フォーラム。
前半は講演、後半がワークショップだった。
ぼくはワークショップの時の、ひとつのグループの座長となった。
全部で13人のグループだったが、最初に自己紹介をしてもらう時に、名前と今から24時間前までの間によかったこと、発見したこと、おどろいたことなどをひと言話してもらった。

すると、ちょうど昨日今日のこの暖かさ、むしろこの時期であれば暑いというくらいの気象状況について言及するひとが何人もいた。
どうもおかしい、変だというわけだ。

今日は、日ごろから生物多様性保全に関係する活動に現場で関わっている人ばかりが集まった。
自然の変化には敏感な人たちと言ってよいだろう。
やはりこの気象状況は気になるのだろう。
いや、気になるレベルではなく、危機として感じている様子だった。

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2015年9月18日 (金)

何を話そうか

明日は生物多様性に関する全国フォーラムでパネリストを務める。
人と生きもの つながり創生 全国フォーラム」というイベントだ。

企業の立場での発言、何を話そうか?
と、この期に及んで、まだあれこれと考えている。

生物多様性保全の必要性をなかなか人に伝えるのが難しく、それで悩む。
理屈で語れるものではないから。
価値観の問題のような側面も大きいから。

でも、今日の出張帰りに電車の中で生物多様性の本を読んでいたら、少しヒントが得られた。
明日はそれをふくらませて話すとするか。

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2015年8月 3日 (月)

ヒシの花と実

今日は長野県環境保全協会諏訪支部として、諏訪湖環境改善行動会議主催のヒシ刈り取り作業に参加した。
3年連続、3回目の参加だった。

炎天下での作業、思ったよりも疲れた。
作業中はそこそこの疲労感だったが、このブログを書いている夜になってからのほうが疲労を感じている。

ヒシの花と実の写真を紹介して、今日のブログはおしまい。寝よう。

ヒシの花
Img_3466_edited1

ヒシの実

「IMG_3468_edited-1.jpg」をダウンロード

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2015年7月20日 (月)

ツバメの巣

高級中華料理食材の話ではない。

軒先によく見られる、泥や枯草を材料にしてつくられたツバメの巣のことだ。

街中を歩いていると、ある民家の軒先に4つのツバメの巣があった。
特に珍しくもない、ごく普通の巣だ。

だが、今回はこの巣を見たとたんに「すごい」と思った。
見た巣になにかがあったわけではない。

ツバメはくちばしと足だけを使って巣をつくるはず。
材料は泥と草、もしくは小枝?くらいのものだろう。

それらで垂直な壁面に巣をつくってしまう。そのことが「すごい」と思った。

ツバメと同じ材料を渡されて、果たしてぼくにツバメの巣をつくることができるだろうか?
たぶんできない。
いや、できるかもしれないが、ツバメほどに美しくつくれないだろう。
それにツバメは練習などなしに、最初から本番なのではないか。

人間は何でもできて、何でもわかっているような気になっているが、実は他の生物から見れば、わかっていることなど少なくて、要らないことばかりしているように見えるのだろう。

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2015年6月28日 (日)

長峰山でチョウを見つけよう!

森倶楽部21では7月4日にチョウの観察会を開催します。
まだ参加者を募集しています。
チョウや自然に関心のある方の参加をお待ちしています。
概要は以下を、詳しくはチラシをご覧ください。 チラシ「1507041.pdf」をダウンロード

林野庁森林・山村多面的機能発揮対策交付金事業
(第1回生物多様性保全の研修)
長峰山でチョウを見つけよう!

日時:2015年年7月4日(土) 9:00–12:00、雨天決行
会場:天平の森研修棟、長峰山蝶の森一帯
講師:田下昌志さん(日本鱗翅学会理事、松本むしの会幹事)

募集:小学生以上の方、定員20名(先着順)
申込締め切り:2015年7月1日(水)

連絡先::
特定非営利活動法人森倶楽部21
永田千惠子さん
☎・Fax.0263-58-0360

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2015年6月24日 (水)

水草を学ぶ

今日は諏訪湖環境改善行動会議の活動で水草について学んだ。
あわせて、エビとシジミについても学んだ。
仕上げは稚エビの放流だった。

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2015年5月22日 (金)

今日は国際生物多様性の日

今日は国際生物多様性の日だが、生物多様性については5月22日だけ何か特別行事をすればよいというものではない。
この記念日があるために、何か一過性のイベントを行ってよしとするようなことであるならば、むしろこの日はない方がよいかと思ったりもしたが、「生物多様性って何?」と思う人が出てくれるとしたら、やはり記念日の意味はあるというものだろう。

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2015年2月16日 (月)

信州山岳環境魅力発信フォーラム

昨日、長野市というよりむしろ須坂市といったほうがよいロケーションにある長野東部文化ホールに行ってきた。
表題の「信州山岳環境魅力発信フォーラム」でパネリストとして登壇するためだ。

もともとは昨年の10月に岡谷カノラホールで開催予定だったが、御嶽山噴火により山岳環境魅力発信のためには非常にタイミングが悪く、2月へと延期した。
おかげで遠路はるばる、わずかな登壇のために一日仕事となったが、往復の道中がけっこう楽しかったのでよい一日だった。

意外と言ってしまってはよくないが、270人のホールがほぼ埋まっていたのには正直驚いた。

ぼくが登壇した午後のディスカッションでは「信州生物多様性ネット きずな」の発足を宣言した。
ぼくも発起人の一人だ。

いろいろな団体や個人がそれぞれ個別に活動している。
それはそれでよいが、他のグループや個人が何をやっているのか、何をやる予定なのかわかれば、もっと何か進んだり、解決することがあるだろう、だったらネットワークを作ろうってものだ。
みんなでネットワークを作ろう!


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