ロケットストーブ

2016年3月29日 (火)

オガライト製造機を見た

昨日のことになるが。
エコ倶楽部信州で行われたモミガライト製造装置の実演見学会に行ってきた。

もみ殻が見る間にモミガライトになっていくのはなかなかのものだった。
モミガライトの外周は黒く焦げている。
当然のことながら、製造装置を動かすと、あたりにもみ殻が焦げる匂いが立ち込める。

聞けば、ヒーターを300℃にしてるとのこと。
かなりの電力消費になりそうだ。
そう聞くと、もみ殻を固めるためにこれだけの熱をかけているのかと思うが、そうではない。
固めるのは圧力だけでよいとのこと。
固めたものを押し出すのに加熱が必要なのだ。
加熱することで、モミガライトとシリンダーの間の摩擦係数が下がり、押し出せるようになるらしい。

惜しい。
それだけのために、むろん、それが重要なのだが、300℃で加熱し続けるのはもったいないと思った。

おそらくまだまだ開発、改良の余地があるだろう。
熱をかけずにモミガライトを作ることもできるような気がしてならない。
それができるのが楽しみだ。

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2016年3月27日 (日)

発展途上のペール缶ロケスト

ペール缶を使ったロケットストーブはけっこう人気がある。

だが、その歴史は浅いのではないかとも思う。
最近知られるようになったという状況だろう、たぶん。
またいったん作れば壊れるまで使い、一人でいくつも作る人はそんなにはいないだろうとも思う。
そういった事情で、ペール缶ロケストにはまだまだわかっていないことが多いだろうと感じている。

それゆえ、問題も見つかるだろうし、もっとよくなる可能性もある。
まずはステンレス製の煙突に穴があいてしまうのにどう対処するか、ここからだろう。

ぼくはいくつか作って使っているが、それでも比較実験ができるような状況ではない。
一つひとつをていねいに観察していくしかない。
ということを肝に銘じよう。

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2016年3月21日 (月)

パーライトの劣化

ロケットストーブの断熱性能が極度に低下した。
断熱材として使っているパーライトに異常が起きたことが想像でき点検したところ、パーライトが減容化してた。
パーライトの粒が粉々に砕けてパウダーになったしまっていた。
3割くらいは占有体積が減った。

これは大きな問題だ。
パーライトの粒の中にある独立気泡が断熱性能を発揮するわけだが、その効果が期待できなくなる。

どうすればよいのだろう?

まだアイデアはないが、何とかせねば。

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2016年1月12日 (火)

対流式石油ストーブ:アラジン と トヨトミ

冬シーズンを前に、新しいストーブを買った。
トヨトミの対流式石油ストーブだ。

燃費がよい、コロナより臭いが少ないといったネットでの評判も見て、トヨトミのものを選んだ。

今まではずっとアラジンを使っていたし、これからも使っていくのだが、たまには他社のものも使ってみようかと思った次第。

2ヶ月近く使ってみての感想。
やはり、アラジンはすごい。
トヨトミも悪くはないが、アラジンと比べると臭う。
点火してしばらくはよいが、1時間か2時間するとかすかに臭い始める。

たまたま自宅で使っているものの比較なので、アラジンとかトヨトミ全部について当てはまるのかはわからない。
それでもアラジンはすごい。
あのブルーフレームは魅惑の炎だ。

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2015年12月 6日 (日)

楢川公民館でロケスト講習

昨日(12月5日)、塩尻市の楢川公民館に出かけて、ロケットストーブ作りの講習を行った。
公民館の事業として講習会を企画し、その講師役の依頼をうけた。

区民限定の講習会だったが、10名(10台)の定員はすぐに埋まり、公民館担当者の分とあわせて11台の製作指導を行った。

一人だけで11台の製作指導をするのは初めてだったが、どうにか時間内に全員分を仕上げることができた。
これにはぼくの指導者としての慣れもあるが、やはり工具が充実してきたという要因が大きいと思う。
使いやすい工具を人数分用意できるようになってきた。
今までの講師謝礼などから、だんだんと買いそろえていった。

そういった工具は、日常の生活ではあまり使う機会がない。
しかし、それがあるとないとでは作業効率や仕上がりのよさがだいぶ違う。

使いやすい工具を使ってもらえる点で、ロケットストーブは講習会形式で作るのがよい。

あとは、受講した人が、次には指導者となってくれること。これが肝心だ。

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2015年11月15日 (日)

ロケットストーブづくりのワークショップ

一年ぶりの開催、茅野のアノニム・ギャラリーでロケットストーブづくりワークショップを開いた。
定数6人(6台)が、すぐに満席となったそうだ。

当初の天気予報では雨とのことで、心配だったが、昨日から予報が変わり、昼からは晴れとのことで、実際に昼からは雨も上がり、気温も高めで快適に作業できた。

ロケットストーブづくりのワークショップは久しぶりだったので、ややていねいに行った。
もう何十本も作ってきたものだが、まだまだ教え方に工夫や注意が必要だと気づく。

次は来月、楢川公民館で11台作る。
今日はよい予行演習になった。

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2015年10月26日 (月)

満員御礼

11/15に茅野市のアノニム・ギャラリーでロケットストーブづくりのワークショップを開く。
今日、オーナーからメールが届いて、無事に定員に達したそうだ。
よかった。

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2015年10月25日 (日)

一度は作ってみたかった

いつもはペール缶2本とφ120の煙突で作るのですが、前々から一度は作ってみたいと思っていたφ150の煙突で作ってみました。

煙突の径を変えるだけでだいぶ印象が変わりますね。
火入れ式はまだこれから。

火力がどの程度か興味がありますが、ともかくφ150の煙突は高い!
φ150の煙突1本で、φ120の煙突3本が買えてしまうくらいです。
酔狂な人はともかく、一般にはおススメできないですね~

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2015年10月24日 (土)

伝道師を増やしたい

今日は茅野のエコフェスタでウッドガスストーブづくりのワークショップを行った。
ぼくは座学の部分を担当し、製作ではサブにまわった。

今回はウッドガスストーブだったが、ロケットストーブについても軽く紹介した。
するとロケットストーブにも多くの関心が集まり、「いつ講習会をやるのか?」という声がたくさんあった。

ともかく、ロケットストーブは売っていない。
自分で作るしかない。
となれば指導者が必要。伝道師ですね。
もっと増やさねばです。

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2015年10月22日 (木)

ロケットストーブではないけれど

トヨトミのストーブを買った。
今夜、試運転した。
なかなかいい。
とてもよさそう。

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